研究に参加する -事例登録-

事例登録フォーム

可能なかぎり正確な情報を登録することは、CDRの質を高め、予防可能死を防ぐための効果的な施策提言を行う上で欠かすことが出来ません。
世界標準となっている統一規格の登録フォームはありませんが、米国ではNCCDR(米国CDRセンター)の統一フォーマットによるオンライン登録がシステム化しており、ほぼすべての州がこのフォーマットを用いています。ただしこのフォームの問題点としては登録項目数が最大1,700項目に及ぶため、現時点での本邦の入力フォームとするうえでは、入力者の負担が大きく、また極めて詳細な項目まで確認を要するため、医療現場で入手しうる範囲を大きく超えています。(将来的な死亡に関するしっかりとしたデータバンクを構築するためには、このぐらいの情報が必要であるという点を理解していただくために、以下に「我が国におけるチャイルド・デス・レビューに関する研究(小林班長)」で試作した前方視的研究用の登録フォームを改変したものを参考に以下のリンクよりダウンロードできるようにしましたが、このような登録フォームは法律に基づいた前方視的調査が実施するまでは、現実的ではないと本研究班では判断するに至りました。

本研究に当たっては、自由記載項目を主体とした事例登録フォームを作成しています。将来的に完全な客観的データを「死亡調査員」が調査する際には、ナラティブな自由記載は可能な限り減らす方向となるかもしれませんが、現時点では当該死亡事例に対応した医療者自体が入力する性質上、このような自由記載項目が多い方がかえって、検証を行うための情報収集効率が良いと推察されます。
実際、先行研究『「周産期関連の医療データベースのリンケージの研究(主任研究者:森臨太郎)」の分担研究「小児死因統計の臨床的死因との合致性に影響する要因に関する研究」』では、わずか120-200文字程度の事例サマリーが存在するだけで、死亡診断書/死体検案書の十分な検証が行いうることも示唆されています。

以下のボタンをクリックすることで、セキュリティーが担保された情報入力フォームに入ることが可能です。

事例登録フォーム
オンラインでの登録が困難な方は、手書きで入力して着払いで書留郵送していただく方法をとることも可能です。地域で死亡を取りまとめる分担研究施設が存在する場合には、その施設に対し郵送をしていただくことも可能です。
なお「事例登録フォーム」はアクセス制限管理をしています。事前に同フォームの登録内容全体を確認されたい方は、下記「手入力用情報登録フォーム」をご参照ください。


また登録フォームに入力された情報のサマリーに関しては、以下から確認することが可能です。

登録情報確認ページ

登録情報確認ページについては現在準備中です。
現時点では登録事例が少なく、個人が特定されるリスクが否定できません。
登録事例が20例を超えた時点で、情報を登録する予定です。しばらくお待ちください

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